本日はオーガニック広場、ひふみさんで開催しました。
今回、初の試みで、テーマ本を設けてみました。
テーマは「自然」。
さて、どんな本が集まったでしょう!?
ひふみさんの、計らいによりベジタブルカレーを作っていただけました。
ルーはとろみがあります! 野菜がすっかりとろけてしまったのでしょうか?
まろやかだけど、スパイシー。
後から来る辛味で、ご飯もすすみます。 ご飯は五穀米でした。
コーヒー付で650円。
テーマはあっても、かぶらないという、読書会。
皆さん、色々、面白い本を持ってきてくださいました。
「自然」をテーマな本。
しあわせ農泊―安心院グリーンツーリズム物語
「農家で宿泊して、農家の生活を体験する」という産業、
グリーンツーリズムを日本で育て上げた人の15年間の物語。
マジ、農家で1週間くらい滞在したくなってみます。
そのためには、バカンス法の成立まで提言してるのが、これまたすごい。
ベニシアのハーブ便り ― 京都・大原の古民家暮らし Venetia's Ohara Herb Diary
イギリス貴族さんの,京都・大原での暮らし。
写真も多くて、眺めているだけで、楽しい!
ちょっとしたハーブティのレシピや、虫よけスプレーの作り方から
本格的なお料理までたくさん掲載されていました
「田んぼの学校」入学編―いのちが集まる・いのちが育む
これはすごい! 読むだけで田んぼができるんじゃないか?と錯覚するくらい中身充実です。
昔は、こちらの小学校でも田植え体験などをしていたそうなのですが、
今はなくなっちゃったのよーという話まで出ました。
ず〜っといっしょ
動物のほんわかした写真と、それにぴったりした一言が 本気で癒されます。
おすすめはパンダです。 なんと、撮影は海ノ中道マリンワールドなんだとか!
それは、びっくりです。
植物図鑑
雑草という草はない、とおっしゃったのは昭和天皇でしたが。
「僕を拾ってください」 ・・・という不思議なシチュエーションで出会った二人。
その「拾われた僕」は、植物オタクで、家事万能。
週末ごとに、あちこち野草を取りに行く二人の関係が少しずつ 縮まって行って・・・
ちょっとじゃないくらい甘い恋愛ストーリー。
この本、めっちゃ好きで、私も持っていこうか悩んだ本の1冊です。
テーマ本じゃないけど、興味深い本
風車祭(カジマヤー) (文春文庫)
沖縄大好きな方が持ってきてくださった本。
様々な民話や、歴史を踏まえながらのファンタジー本。
思わず、沖縄っていいよねーと、ひとしきり話を。
珍しく(?)、沖縄の米軍基地の現状の話なんかの、真面目な話も できました。
読書会って、こういう話もさらーっとできて楽しいなぁ。
ペシャワールにて―癩そしてアフガン難民
作者はお医者さん。
ペシャワールに、病気を治すために行ったが、 それよりも生活改善の方が先だろう、と
農作物を作ったり、川をつくったりなどのお手伝いをされているそうです。
なんと、古賀市出身で、以前、「ようこそ先輩」で古賀西小学校に来ていたそうです!
文庫 砂漠の女ディリー (草思社文庫)
ソマリアの遊牧民だったデイリー。 13歳の時に、60歳の老人と結婚させられそうになって逃げ出した。
ロンドンにメイドとして働くことができ、その後、スーパーモデル、
国連大使にまでなったデイリーの半生。
女性は「家畜よりちょっと上」という身分に驚かされました。
日本では、女性は強くなったし、バイタリティあるけど、
まだまだ、男性優位社会だよね、という話になりました。
今回、結構、硬派な話が多かったなー。
かあさんのこもりうた
号泣。 ストーリーとしては、リンゴ狩りに行ったおかあさんくま。
嵐が来て、お父さんがこぐまたちを守り抜くのですが
おかあさんは戻ってこなくて・・・
東日本大震災で、本当にあった話をモチーフに描かれたそうですが。
涙なしでは読めなかったです。
今回もゆるーく、ゆるーくな感じでしたが 脱線話が実に面白い時間でした。